ゆんゆん日誌

よろず・オタク・ブログ

姫宮さんちの桃李くんをいじめたい

 

 

先日、iPad proを手に入れた。それは最新型のタブレットで、これまでの私の人生の中ではトップレベルに高価な買い物だったように思う。そのお高いiPadで何をしているのかといえば、イラストを描いている。少ないプライベートの時間を使って、しこしこ桃李ちゃんのイラストを生産しているのだ(らくがきの範疇ではあるけど)。これがめちゃくちゃ楽しい。人生が充実してるゼ〜!くらいの達成感がある。しかも自萌えの人間なので、完成したらくがきを眺めてはニヤニヤ悦に入る。サイコーの時間だなあ!解釈違いもないし。ただただ性癖どストライクのイラストが増えていくという快感がある。

思えば、ここ3年らくがきの題材というともっぱら桃李ちゃんだ。ちなみに過去のブログを読んでもらえればおわかりの通り、姫宮桃李ちゃんとはあんさんぶるスターズ!というスマホゲームに出てくるキャラクターで、3年前から私の推しだ。私は桃李ちゃんのオタクなのだ。つまり3年ほど桃李ちゃんに固執しているというワケだが、固執のしかたがグッズをとにかくたくさん集めるというよりは、推しのらくがきを生産する…という方向に向かっている。それが証拠に、ポイピクというイラスト投稿サービスのマイページ、1つを除いて桃李ちゃんのイラストしかない。自分でも軽く恐怖を感じるもんな。

で、まあ、とかく私の描く桃李ちゃんは涙目のことが多い。これを聞くと、きっと多くの人はなんでやねんとなりますわな。推し=好意を持っているということなら、笑顔じゃないのか?と。しかし考えてみると、桃李ちゃんが涙目な理由はきわめて単純で、桃李ちゃんをいじめたいという私の願望が無意識のうちにイラストににじみ出ちゃってるだけなのだ。どうもね、私は推しの桃李ちゃんをいじめたいようです。

ところで、「ゆ虐」という二次創作ジャンルが存在する。「ゆっくり」を「虐待」するから、略して「ゆ虐」。別にここで、ゆ虐を取り上げたいわけではないし、私自身まったく詳しくないので細かく説明することはしない。ただ、初めてゆ虐という言葉を聞いたという人は、「ゆっくり」という生首まんじゅう(?)が暴力を振るわれたり、彼女ら(?)が恐怖に引きつった顔で謝るのを楽しむ…みたいな創作群だと思ってもらえれば。気になる人でリョナが大丈夫な人はググってください。

桃李ちゃんをいじめたい自分だから、ゆ虐もいけるんちゃう?という軽い気持ちでググってみたのだが、結論からいえばいけなかったですね。痛いのとグロいのが苦手なので…。とはいえ、桃李ちゃんをいじめたいという願望もたしかに存在している。リョナがだめなんだとしたら、この「いじめたい」という感情の正体はなんなのだろう?リョナが苦手なのに、リョナりたいということなのだろうか?

分析するに、私はたしかに桃李ちゃんをいじめたいけれど、それはどちらかというと精神的にであって、肉体的に暴力を振るいたいわけではないっぽい。そして、桃李ちゃんの顔を恐怖に歪ませたいわけでもない。どうやら、私は桃李ちゃんを「辱めたい」ようなのだ。怯えた顔よりも恥ずかしがっている顔が見たいのである。恥ずかしさが極まっての涙こそが至高なのだ。

まって、至高は言いすぎたかも。でもまあ、屈辱的な気持ちになってる桃李ちゃんは良いもの。屈辱的な目にあってる推しは世界の宝よねェ♪(ごめん嵐ちゃん)

ということで、これからは自覚的に桃李ちゃんを辱めてゆきたいと思います。いや、ほんとに私の中では、桃李ちゃんをいじめたいという気持ちが、愛しさと尊さと同じくらいの大きさで同居してるので安心してください。犯罪者予備軍ではないですから。ちょーっと屈服させたいだけなんで……。